みなさまこんにちは、先日日帰り旅行の記事を掲載させていただきました。
その日帰り旅行であった、私が感動してしまったお話しを本日はご紹介させて
いただきます。
入所されている方は、それぞれ様々な背景があります。お身体の状況や家庭環境
等々様々ございます。
今回の日帰り旅行で、初めてご参加いただいたある利用者がいます。
なぜ今回は初めての参加だったかというと、今までも参加する機会はあったのですが、
歩行状態が思わしくなく、遠慮をされていました。
しかし今回は参加となりました。日帰り旅行は年1回開催される行事です。という
ことはこの1年間の間で何かがあったということになります。
そうなんです。この1年間でその方はリハビリを兼ねたデイサービスに通い、日帰り
旅行参加を一つの目標にして毎回毎回がんばってこられたのです。
今回参加されたその方は、本当にうれしそうに江ノ島を”先頭”を切って歩いていました。
本当にほんとうにうれいそうな表情でした。今回も日帰り旅行を開催して本当によかった
と感じました。
日帰り旅行を計画している我々にはどこかで、この日帰り旅行が当たり前に開催されると
思っていたところがあったかもしれません。我々の当たり前が利用者の当たり前ではない
ことを改めて実感しました。
目標に向かっていく姿や達成した時の笑顔は周りのひとのこころを動かすすごい力を感じ
ました。来年も再来年もずっと参加していただけるように、初心を忘れずにしていきたいと
思いました。
この仕事について、幸せに感じる瞬間でした。ありがとうございました。